名古屋工業大学は、国内外の工学分野、医学分野の先端研究拠点と連携し、ヒトに関する新規学術分野を確立、多面的かつ俯瞰的な視座を備えた人材を育成することを目的とする先端医用物理・情報工学研究センターを４月１日に開設します。医療、公衆衛生、製品設計が抱える諸問題を解決し、国際標準化から、中京地域における産業振興まで縦断的な貢献を目標としています。

新しいセンターの目指すもの

「生体情報センシング部門」で実測値を取得、「計算科学部門」で計算機上における仮想的な高精度データの取得、「データ科学部門」で有機的に連携させます。各部門の連携により、ヒトに関する新規予測技術の向上と開発を目指します。

要素技術の一例
・ヒトを対象とした独自の複合物理・生理応答に関する統合解析技術の開発
・脳機能・糖尿病診断，リハビリなど医療応用技術の新規開発・高機能化
・熱中症リスク診断など新しいヘルスケアシステムの開発と社会実装
・物理因子に対するヒトの応答データに立脚した国際標準化，製品開発
など

お問い合わせ先

本件に関すること

名古屋工業大学　先端医用物理・情報工学研究センター
平田　晃正（センター長・教授）
Tel: 052-735-7916

広報に関すること

名古屋工業大学企画広報課
Tel: 052-735-5647
E-mail: pr[at]adm.nitech.ac.jp

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