2025年9月3日
井門康司理事が「工学教育賞」を受賞しました ― 名古屋工業大学における女子推薦入試の実施とその効果について
日本工学教育協会では、1991年から、様々な手法や観点により優れた工学教育を推進・実践している個人・団体に工学教育賞を授与しています。このたび、本学の井門康司理事による論文「名古屋工業大学における女子推薦入試の実施とその効果について(工学教育72巻1号,18-23)」が、工学教育賞(論文・論説部門)を受賞しました。
【井門理事のコメント】
1994年度から本学機械工学科の入試に導入された女子推薦入試について、その導入経緯と効果について、当該学科における女子学生数や比率の推移、女子推薦入学者の入学後の成績状況など、様々なデータを基に解説した論文が評価されました。最近多くの大学の工学系学部入試で女子枠の導入が増えていますが、女子枠導入の検討に当たって、参考になると考えております。これまで女子推薦入試が継続されてきたことが今回の受賞につながったと考えております。女子推薦入試に携わってこられた多くの教職員の皆様の努力に、改めて御礼申し上げます。