2019年8月6日
佐野・田中研究室のおむつの触感に関する共同研究成果がユニ・チャーム(株)からプレスリリースされました。
佐野明人教授と田中由浩准教授が、ユニ・チャーム株式会社と取り組んだおむつに触れた際の触感に関する研究成果が、プレスリリースされました。
この研究では、赤ちゃんだけでなく、親も触っていて気持ちよく感じるおむつの開発に取り組みました。その結果、おむつに触れた際に、手拇指球におむつの隆起が触れることで、指先でより厚く知覚し、おむつの厚さ感やソフト感を高められる可能性を発見しました。この隆起は、ユニ・チャームが販売する製品に搭載されています。
なお、上記に関連する成果は、第19回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(2018年12月13−15日、大阪)にて発表されました。
手拇指球に触れるオムツの隆起がもたらす触感効果
研究者:佐野明人, 田中由浩, 渡邉紗紀子, 深山拓也
拇指球の接触を伴う指先での厚さ知覚変化の実験的検証
研究者:飯島渉太, 田中由浩, 渡邉紗紀子, 深山拓也, 佐野明人
≪プレスリリース≫ ”触感”共同研究「手の根元部分におむつが触れると触感が変化~肌にやさしいユニ・チャーム製品に搭載~」