2024年6月5日
工学専攻電気・機械工学系プログラムの佐藤 達彦さんが軽金属溶接協会賞を受賞しました。
受賞者
工学専攻電気・機械工学系プログラム (西田 政弘研究室)
佐藤 達彦
受賞名
軽金属溶接協会賞
(軽金属溶接協会)
受賞の内容
「指向性エネルギー堆積法によるAl・Tiの積層造形した強度評価」
地球周回上にはスペースデブリが存在し、それらが宇宙機に衝突するとイジェクタ(噴出物)が発生してさらなるスペースデブリを生む。そのような超高速衝突時のイジェクタ低減を目指して、金属3Dプリンタ、その中でも異種金属を複合造形できる指向性エネルギー堆積法を採用し、新規材料を提案した。条件を工夫することにより、AlとTiの複合材料を作製できるようになり、その材料の超高速での特性の有用性を示した。
今後の抱負
この度は、このような賞を受賞することができ、大変光栄に思います。日々ご指導いただいている指導教員の西田政弘教授や材料についてアドバイスをいただいた物理工学系プログラムの渡邉義見教授、そして研究室のメンバーの協力によりこのような賞を受賞することができました。感謝申し上げます。この受賞を自信に、より一層研究活動に邁進したいと思います。