2023年4月4日
電気・機械工学科の菊地 慶悟さんが日本機械学会東海支部 第54回学生員卒業研究発表講演会 Best Presentation Awardを受賞しました。
受賞者
電気・機械工学科 (複雑流体制御研究室(玉野・武藤研究室))
菊地 慶悟
受賞名
日本機械学会東海支部 第54回学生員卒業研究発表講演会
Best Presentation Award(東海支部 第72期講演会 TOKAI ENGINEERING COMPLEX 2023 (TEC23))
受賞の内容
「微小量生体サンプルの伸長粘度計測に向けた液滴落下装置の開発」
卵胞液は、生殖補助医療技術を導入した不妊治療の際に採取されますが、その粘性が患者によって異なることが示唆されています。卵胞液の粘弾性特性を定量評価することで、不妊治療への応用が期待されます。そこで本研究では、液滴落下法により一軸伸長流れ状態にある卵胞液を対象として伸長粘度計測を試みました。本研究は、名古屋工業大学生命倫理審査委員会の承認のもとで実施し、2022年度学内研究推進経費(融合研究チャレンジ支援)による支援を受けました。
今後の抱負
Best Presentation Award を受賞でき、誠に光栄です。指導教員である武藤真和助教と玉野真司教授には貴重なご意見とご協力を賜りました。また、共同研究者である名古屋大学付属病院の大須賀智子先生と村岡彩子先生、名古屋工業大学の岩田修一先生と中村匡徳先生には、終始多大なご支援とご理解を頂きました。この場をお借りして、心より感謝申し上げます。この度の受賞を励みとして、より一層研究活動に邁進して参ります。